6月21日の18時から、岩手県営野球場で東北楽天と北海道日本ハムの第11回戦が行われる。

【今季対戦成績】東北楽天（2位）対北海道日本ハム（6位）8勝2敗

【東北楽天】岸孝之投手 10試合5勝（4位）2敗、防御率2.74
【北海道日本ハム】加藤貴之投手 13試合3勝4敗、防御率1.76（4位）

　東北楽天は地元・岩手出身の銀次選手に注目だ。18日の試合では、9回2死から起死回生の同点打を放つなど、今季は勝負どころでの一打が目立つ。岩手県営野球場は来年3月で閉鎖される予定となっているため、今試合がラストゲームとなる。思い出の詰まった球場で、勲章打を放ち、岩手のファンに勝利を届けたい。

　一方の北海道日本ハムの注目は先発の加藤貴之投手。交流戦では4登板すべてで無失点に抑えるなど、現在26イニング連続無失点中と抜群の安定感を誇っている。対東北楽天に関しても、4月19日の試合で完封勝利をマークするなど、防御率1.13と相性が良い。今試合でも持ち味の緩急を用いたピッチングを披露し、自身の無失点記録を伸ばすとともに、チームの連敗を止めることはできるか。

文・杉森早翔

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