宮城大弥が8回途中2失点の快投。紅林弘太郎の2号ソロなどでオリックスが接戦を制す

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2022.6.21(火) 21:04

オリックス・バファローズ・宮城大弥投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・宮城大弥投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月21日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第10回戦は、4対3でオリックスが勝利した。

 オリックスの先発は宮城大弥投手。初回を3者凡退に切って取ると、続く2回表も2者連続三振を奪うなど無失点に抑える。3回表に1死2塁のピンチから、三森大貴選手に適時打を浴び先制点を許してしまうが、4回までを1失点に封じ、流れを渡さない。

 追いつきたい打線は4回裏、安達了一選手の二塁打で1死2塁から、続く中川圭太選手が適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。援護を受けた宮城投手は、5回以降も毎回走者を許しながらも、後続をきっちり抑える好投。鷹打線に付け入る隙を与えない。

 試合が動いたのは7回裏、紅林弘太郎選手に2号ソロが生まれ2対1と勝ち越しに成功すると、さらに1死満塁の場面から杉本裕太郎選手の適時打、T-岡田選手の内野ゴロで2点を追加し、4対1と終盤に主導権を握る。先発の宮城投手は8回表、1死1塁の場面で降板。後を受けた2番手・近藤大亮投手が柳田悠岐選手に適時打を許しながらも最少失点で切り抜けると、9回表は平野佳寿投手が1点を失いながらもリード旗持ち、4対3で試合終了。

 勝利したオリックスは、先発の宮城投手が7.1回5安打8奪三振2失点の好投でリーグ2位タイとなる今季6勝目をマーク。打線では、福田周平選手が2安打1盗塁、紅林選手が4月26日の北海道日本ハム戦以来となる本塁打を記録した。

 一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発の石川柊太投手が6.0回7安打3四球4失点の内容。打線も終盤に追い上げを見せ1点差まで迫るも、決定打が生まれなかった。なお、三森選手が3安打1打点をマークしている。

  123456789 計
ソ 001000011 3
オ 00010030X 4

ソ ●石川柊太-嘉弥真新也-津森宥紀-レイ
オ ○宮城大弥-近藤大亮-S平野佳寿

文・村井幸太郎

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