埼玉西武が惜敗で連勝ストップ。中村剛也、栗山巧の連続適時打で追い上げも及ばず

パ・リーグ インサイト

2022.6.1(水) 21:46

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月1日、甲子園で行われた阪神と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、4対5で埼玉西武が惜敗。連勝が「3」でストップした。

 埼玉西武の先発は、與座海人投手。初回、立ち上がりからいきなり連打と盗塁で無死2、3塁とされると、遊ゴロの間に先制点を奪われる。なおも1死2塁と得点圏に走者が残ったが、佐藤輝明選手、大山悠輔選手を連続三振に打ち取り最少失点で切り抜けた。

 與座投手は3回裏にも1死2、3塁のピンチを背負うと、佐藤選手の適時打で追加点を献上する。続く大山選手には直球をスタンド中段まで運ばれ、5対0と大きくリードを許した。

 早めに点差を詰めたい打線だったが、西純矢投手の前に得点を奪えず。4回表には1死満塁の絶好機でオグレディ選手が一飛、代打・森友哉選手が三振に倒れ無得点に終わった。

 しかし6回表、1死1、2塁と再びの好機で打席を迎えたオグレディ選手の適時打で1点を返す。森友哉選手が四球でつないで満塁にチャンスを広げると、中村剛也選手、栗山巧選手に連続適時打が飛び出し1点差に迫った。

 5回以降は救援陣が無安打投球で阪神打線を抑え込む一方、打線は7回表、8回表と走者を出したが得点に結びつけることはできなかった。9回表は岩崎優投手の前に3者凡退に打ち取られ、4対5で試合終了。

 埼玉西武は、先発した與座海人投手が4回5失点と試合をつくれず。打線も6回に3本の適時打で4得点を奪って追い上げを見せたが、あと一歩及ばなかった。

  123456789 計
西 000004000 4
神 10400000X 5

西 ●與座海人-佐々木健-本田圭佑-宮川哲
神 ○西純矢-渡邉雄大-加治屋蓮-アルカンタラ-湯浅京己-S岩崎優

文・吉村穂乃香

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