5月25日、甲子園で行われた阪神と東北楽天の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、6対1で東北楽天が勝利。連敗を「4」で止めた。
東北楽天の先発は、実に566日ぶりの一軍登板となる辛島航投手。初回を無失点で抑えるも、2回裏に先頭の大山悠輔選手に8号ソロを浴びて先制を許す。打線は直後の3回表、2死から西川遥輝選手、小深田大翔選手、浅村栄斗選手の3連打ですぐさま同点に追い付く。4回表には先頭の辰己涼介選手が3号ソロを放ち勝ち越しに成功すると、5回表には1死1塁から浅村選手に7号2ランが生まれ、リードを3点に広げた。
辛島投手は先制を許したものの、その後は粘りの投球を続け、5回までをホームランの1失点に抑える。6回表に代打を送られ、5回68球3安打1四球2奪三振1失点の内容で降板となった。6回裏は代わった鈴木翔天投手が3者凡退で抑えると、7回表には2死満塁から代打・銀次選手が2点適時打を放ち、6対1とした。
7回裏は安樂智大投手、8回裏は宋家豪投手が無失点で抑えると、9回裏には守護神・松井裕樹投手が登板。大山選手に安打を許すも、最後は代打・熊谷敬宥選手を空振り三振に抑えて試合を締めくくった。
5回1失点の先発・辛島投手は、2020年10月29日以来の勝利。「今日は太田のリードと、守りと打線ですね。僕はただ投げただけです」と淡々と振り返った。打線では、小深田大翔選手が猛打賞、浅村選手が本塁打含む2安打3打点の活躍を見せた。
123456789 計
楽 001120200 6
神 010000000 1
楽 ○辛島航-鈴木翔天-安樂智大-宋家豪-松井裕樹
神 ●西純矢-加治屋蓮-齋藤友貴哉-石井大智
文・波多野瞭平
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