5月25日、東京ドームで行われた巨人とオリックスの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、3対5でオリックスが敗れた。
オリックスは初回、先頭の福田周平選手の三塁打などで1死3塁から、3番・宗佑磨選手の打球が野選を誘い先制。さらに2死1、2塁から杉本裕太郎選手に適時打が生まれ、幸先良く2点を奪う。しかしその裏、先発のワゲスパック投手は先頭から連打を浴びると、1死2、3塁から4番・岡本和真選手に14号3ランを被弾し、逆転を許す。
その後は4回まで両軍0が並んだが、5回表にオリックス打線が反撃。2安打などで2死1、3塁のチャンスを作ると、宗選手がライトへ同点の適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。ワゲスパック投手は初回に3点を失ったものの、その後は立ち直り5回5安打1四球3失点で降板。6回裏は黒木優太投手、7回裏は本田仁海投手が無失点でつなぐ。
しかし、8回裏にマウンドに上った4番手のビドル投手は、味方の失策など不運な形でピンチを背負うと、1死2、3塁から岡本選手に2点適時打を浴びて勝ち越しを許す。最終回の攻撃は、巨人の守護神・大勢投手から先頭の杉本選手が安打で出塁するも、後続が倒れて試合終了となった。
オリックスは、先制した直後に逆転を許すと、中盤に一度は追いついたもののリリーフ陣が踏ん張れず。巨人の4番・岡本選手に全5打点を挙げられ、交流戦は連敗スタートとなった。
123456789 計
オ 200010000 3
巨 30000002X 5
オ ワゲスパック-黒木優太-本田仁海-●ビドル
巨 山崎伊織-平内龍太-今村信貴-○鍬原拓也-S大勢
文・波多野瞭平
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