4月17日、平和リース球場で行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第3回戦は、14対4で東北楽天が勝利。チームは連勝を飾った。
東北楽天は初回、福岡ソフトバンクの先発・東浜巨投手から、先頭打者の西川遥輝選手がライトスタンドへ2試合連続となる3号ソロをたたき込み先制に成功する。
今季初勝利を目指す先発の瀧中瞭太投手は1回裏、2死から2四球で1、2塁のピンチを招くも、牧原大成選手をレフトフライに打ち取り、無失点で切り抜ける。続く2回裏は3者凡退に抑えたが、3回裏に安打と四球で1死1、2塁のピンチを招くと、中村晃選手にライト線への2点適時二塁打を浴び、逆転を許してしまう。
追い付きたい打線は直後の4回表。2安打と四球で1死満塁とすると、7番・マルモレホス選手が押し出し四球を選び同点、8番・辰己涼介選手の内野ゴロで逆転し再度リードを奪う。その後も打線の勢いは止まらず、9番・炭谷銀仁朗選手、西川選手の連続適時打、さらには2番・山崎剛選手のレフトスタンドへの1号2ランで一挙7得点を記録し、8対2とする。
6回表には3番手の笠谷俊介投手からマルモレホス選手、続く辰己選手の二者連続のホームランが飛び出し2点を追加。7回表にも3連打で1死満塁として炭谷選手が適時打、西川選手も本日4安打目となる適時打で続くと、3番・浅村栄斗選手には2点適時打が生まれ、14対3とリードを大きく広げる。
大量援護をもらった瀧中投手は、持ち前の打たせて取る投球で、7回を8安打5四球3三振3失点にまとめてマウンドを降りた。8回裏は津留崎大成投手が登板するも、途中出場の海野隆司選手にセンター頭上への適時二塁打を浴び、1点を失う。最終回は藤平尚真投手がマウンドに上がり3者凡退で試合を締めた。
勝利した東北楽天は、17安打14得点の猛攻で快勝。先発の瀧中投手は、要所を締める粘り強いピッチングで今季初勝利をマーク。打線では、前試合で決勝ホームランを放った西川選手が4安打4打点の活躍を見せた。
敗れた福岡ソフトバンクは、先発の東浜投手が4回途中5安打4四球6失点と試合を作れず、リリーフ陣も相手打線の勢いを止めることができなかった。
123456789 計
楽 100702400 14
ソ 002010010 4
楽 ○瀧中瞭太-津留崎大成-藤平尚真
ソ ●東浜巨-板東湧梧-笠谷俊介-大関友久
文・杉森早翔
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