3月27日、CAR3219フィールドにて行われた埼玉西武と東北楽天のイースタン・リーグ公式戦、第3回戦は、5対2で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発は辛島航投手。初回から長打を浴びてピンチを招くと、ジャンセン選手の犠飛で1点を先制される。以降も毎回走者を背負う投球となったが、3回裏の1点のみにとどめ、5回4安打1四球3奪三振2失点(自責点1)でマウンドを降りた。
すると打線は6回表、1死から入江大樹選手が1号ソロを放ち1点差に詰め寄る。さらに2四球などで1死1、3塁のチャンスを得て、マルモレホス選手の犠飛で同点に。なおも2死1、2塁として黒川史陽選手の勝ち越し適時二塁打が生まれ、この回4得点で逆転に成功する。
6回裏は福井優也投手が3人で抑え、7回表にギッテンス選手の犠飛で1点を追加。7回裏から2イニングを内間拓馬投手、9回裏を育成1位ルーキー・宮森智志投手が無失点でつなぎ、5対2で試合終了。
勝利した東北楽天は、中盤に得たチャンスを打線が生かし、逆転に成功。リリーフ陣が無失点でつなぎ、同一カード3連勝を飾った。武藤敦貴選手が3安打1盗塁、入江選手が1号ソロ含む2安打の活躍を見せた。
一方敗れた埼玉西武は、先発のエンス投手が4回を投げ3安打5四死球も要所を締める投球で無失点。しかし2番手・松岡洸希投手が1.2回2安打5四球4失点と乱調、打線も川野涼多選手が2安打、ジャンセン選手が2打点も、好機を生かしきれなかった。
123456789 計
楽 000004100 5
西 101000000 2
楽 ○辛島航-福井優也-内間拓馬-S宮森智志
西 エンス-●松岡洸希-武隈祥太-佐野泰雄
文・丹羽海凪
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