【ファーム】ギッテンス、マルモレホスの新外国人コンビに本塁打! 打線爆発の東北楽天が勝利

パ・リーグ インサイト

2022.3.26(土) 17:51

東北楽天ゴールデンイーグルス・ギッテンス選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・ギッテンス選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月26日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と東北楽天のイースタン・リーグ公式戦第2回戦は10対6で東北楽天が勝利。
 
 東北楽天の先発は2年目の藤井聖投手。初回、ヒット1本こそ許すも、後続は打ち取り上々の立ち上がりを見せる。その後は持ち味の打たせて取るピッチングで、3回までを2安打無四球無失点。中盤に入っても安定感ある投球を続け、5回を無失点に抑えた。

 打線は2回表、埼玉西武の先発・スミス投手から6番・横尾俊建選手がライトスタンドへ1号ソロをたたき込んで1点を先制する。続く3回表には、2死1、2塁から3番・ギッテンス選手がバックスクリーンへ飛び込む豪快な1号3ランを放ち3点を追加した。

 さらに5回表には、2死2塁として2番・マルモレホス選手にも今季1号となる一発が飛び出して、リードを広げる。6対0で迎えた8回表には、8番・江川侑斗選手がタイムリーヒット。9回表には、相手投手の暴投、7番・辰己涼介選手の2点タイムリーでさらに3点を加えた。

 投手陣は6回裏から鈴木翔天投手が要所を締める投球で2イニングを無失点。8回裏は津留崎大成投手がマウンドに上がったが、川越誠司選手にタイムリーヒットを打たれるなど1失点を失う。9回裏に登板した福井優也投手も1回途中5失点と苦しい投球となり、なおも2死満塁で交代した高田萌生投手が後続から空振り三振を奪い、試合を締めた。

 勝利した東北楽天は、先発の藤井投手が5回2安打無四球無失点。一軍昇格を狙う若手サウスポーが好投を演じた。打線では横尾選手、ギッテンス選手、マルモレホス選手に一発。チームとしても10得点を記録した。

 一方の埼玉西武は、先発のスミス投手が3本のホームランを浴びるなど、5回6失点で課題を残す結果に。打線は8、9回に計6得点をマークしたが前半の失点が響いた。

  123456789 計
楽 013020013 10
西 000000015 6

楽 ○藤井聖-鈴木翔天-津留崎大成-福井優也-S高田萌生
西 ●スミス-佐野泰雄-出井敏博-ボー-赤上優人

文・杉森早翔

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