10月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第24回戦は、5対0で北海道日本ハムが勝利。5位に浮上した。
北海道日本ハム打線は初回、2番・淺間大基選手に5号ソロが飛び出し先制に成功する。一方の先発は、前回登板完封勝利と好調の加藤貴之投手。初回、2つの三振を奪うなど危なげない投球を披露すると、2回以降も千葉ロッテ打線を寄せつけず。5回67球1安打1四球4奪三振無失点と快投を続け、勝利投手の権利を持って降板した。
すると打線は6回表、4番・近藤健介選手のシーズン37本目となる二塁打(球団6位タイ)などで1死1、2塁としたところから、6番・王柏融選手の適時二塁打で1点を追加。さらに、7番・渡邉諒選手が捉えた打球はレフトスタンドへ飛び込む3号3ランとなり、リードを5点に広げた。
1イニングずつの継投策に入った6回以降は、池田隆英投手が1安打無失点、玉井大翔投手と堀瑞輝投手が3者凡退と見事な投球でつなぎ、最後は井口和朋投手も3人で締め、5対0で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、淺間選手と渡邉選手に一発が生まれるなど10安打5得点、投手陣も完封リレーで応え、投打がかみ合った。先発の加藤投手は5回67球無失点の好投で今季6勝目。一方敗れた千葉ロッテは相手投手陣に封じ込まれ無得点。投げては先発・河村説人投手は5回5安打1失点の粘投も、2番手・田中靖洋投手が1回4失点と誤算だった。
123456789 計
日 100004000 5
ロ 000000000 0
日 ○加藤貴之-池田隆英-玉井大翔-堀瑞輝-井口和朋
ロ ●河村説人-田中靖洋-横山陸人-鈴木昭汰-東妻勇輔
文・川邊理奈
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