10月17日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第25回戦は、6対5で埼玉西武が勝利。今季東北楽天との対戦成績を8勝15敗2分で終えた。
埼玉西武は4回表、四球や5番・山川穂高選手の安打などで2死1、2塁の好機を得ると、6番・川越誠司選手の適時打で先制に成功。続く5回表には、8番・柘植世那選手の安打などで1死2塁として、1番・源田壮亮選手が適時二塁打を放ち、1点を追加。なおも1死1、3塁の場面で3番・栗山巧選手が手堅く犠飛を放つと、続く4番・中村剛也選手には18号2ランが生まれ、リードを5点に広げる。
さらに6回表には1番・源田選手の今日2本目の適時打で1点を追加するなど、頼もしい援護を受けた先発・渡邉勇太朗投手は、度々得点圏に走者を置きながらも、要所を締める投球を披露。6回4安打無失点の好投でマウンドを降りた。
7回裏は、2番手・水上由伸投手が山崎剛選手の4号3ランを浴びるも、3番手・公文克彦投手が後続を断つと、8回裏は4番手・武隈祥太投手が無失点でつなぐ。3点リードで迎えた最終9回裏は、ギャレット投手が2点を失うも、なおも2死満塁で後を受けた森脇亮介投手が後続を打ち取って試合終了。
6対5で勝利した埼玉西武は、先発・渡邉投手が6回4安打4四球無失点で今季4勝目。打線も源田選手、中村選手、山川選手がそれぞれ複数安打をマークした。一方、敗れた東北楽天は、先発・田中将大投手が4.2回8安打2四球5失点の内容。9試合連続で白星を逃す悔しい結果となった。打線も好機を生かしきれず、終盤に山崎剛選手の4号3ランなどで1点差まで詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。
123456789 計
西 000141000 6
楽 000000302 5
西 ○渡邉勇太朗-水上由伸-公文克彦-武隈祥太-ギャレット-S森脇亮介
楽 ●田中将大-森原康平-福井優也-涌井秀章-ブセニッツ
文・後藤万結子
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