10月2日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第22回戦は、6対1で東北楽天が勝利し、2位・千葉ロッテとのゲーム差を「2.5」とした。
楽天は初回、先頭・山崎剛選手の2号ソロで幸先よく先制に成功。続く2回裏には、鈴木大地選手の二塁打で好機を演出すると、茂木栄五郎選手の適時打、辰己涼介選手の犠飛でそれぞれ1点を追加し、序盤から3点のリードを奪う。
先発・岸孝之選手は初回から1死1、2塁のピンチを背負うも、続くレアード選手、佐藤都志也選手を打ち取り、先制を許さず。3点の援護をもらって迎えた4回表には、2死2塁からエチェバリア選手の適時打で1点を失うが、その後の2イニングを無失点に封じ込めるなど、先発として試合を作り、6回4安打2四球1失点でマウンドを降りた。
打線の勢いは止まらず、5回裏には辰己選手の10号ソロで1点を追加すると、6回裏には1死2塁の場面で、鈴木大地選手の打球が敵失を誘い、スコアを5対1とするなど隙のない攻撃で千葉ロッテを突き放す。
4点リードで迎えた7回表を宋家豪投手が、8回表を酒居知史投手がそれぞれ無失点でつなぐと、直後の8回裏に茂木選手の犠飛で1点を追加。勝利をぐっと引き寄せると、最終9回表を安樂智大投手が締めて6対1で試合終了。
勝利した東北楽天は、先発の岸投手が6回104球4安打2四球1失点の好投で8勝目をマーク。打線では、浅村栄斗選手、鈴木大選手がマルチ安打を記録。試合序盤から点を重ねて勝利につないだ。一方、敗戦した千葉ロッテは、先発・二木康太投手が5回58球6安打2奪三振4失点と2本塁打を打ち込まれた。打線もあと一本がでず、1得点のみに終わった。なお、小川龍成選手がプロ初盗塁を記録している。
123456789 計
ロ 000100000 1
楽 12001101X 6
ロ ○二木康太-小野郁-中村稔弥
楽 ●岸孝之-宋家豪-酒居知史-安樂智大
文・下村琴葉
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