9月24日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第21回戦は、4対2で北海道日本ハムが勝利。両軍合わせて4本の本塁打が飛び出した空中戦を制し、連勝を飾った。
北海道日本ハムの先発は、上沢直之投手。4回まで毎回奪三振の好投を見せ、3試合連続2桁安打と好調の福岡ソフトバンク打線に好機を与えない。しかし、打線も相手先発・杉山一樹投手を捉えることができず、4回まで両チーム共に無安打と投手戦が続く。
均衡が破れたのは5回表。1死走者なしから、R.ロドリゲス選手が直球を捉えた打球は一直線に左翼席へ。この試合初安打が先制弾となり、北海道日本ハムが1点を先制した。
直後の5回裏にデスパイネ選手に内野安打を許し、無安打投球はここでストップとなったが、以降もテンポの良い投球で相手打線を翻ろう。すると8回表、近藤健介選手が右中間へ値千金の一発を放ち、リードを2点に広げた。
8回裏、甲斐拓也投手に10号ソロで再び1点差とされるも、9回表には2死3塁から清水優心選手の3号2ランでさらに突き放す。3点差で迎えた9回裏を杉浦稔大投手が3者凡退で締め、4対1で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発・上沢直之投手が8回1失点で今季10勝目。今季最多の11奪三振も記録する快投で、3年ぶりの2桁勝利に到達した。一方敗れた福岡ソフトバンクは、プロ初先発に臨んだ杉山一樹投手が5回95球1失点と粘投。打線も甲斐選手が3年連続の2桁本塁打到達となる10号ソロで追い上げたが、反撃はここまで。連勝は「3」でストップした。
123456789 計
日 000010012 4
ソ 000000010 1
日 ○上沢直之-S杉浦稔大
ソ ●杉山一樹-古谷優人-岩嵜翔-モイネロ-森唯斗
文・吉村穂乃香
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