9月8日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた、北海道日本ハムと巨人のイースタン・リーグ公式戦第15回戦は、8対4で北海道日本ハムが勝利を収めた。
北海道日本ハムの先発・柿木蓮投手は2回表、5番・秋広優人選手に、甘く入った変化球を捉えられると、打球は6号ソロとなり先制点を許す。さらに、1番・中山礼都選手の適時打や犠飛などでこの回3点を失い、2回4安打1四球3失点(自責点1)でマウンドを後にした。
3回表は望月大希投手が3者凡退に抑える好投を披露し、4回表も回を跨いで登板。しかし8番・湯浅大選手に5号ソロを浴び、リードを4点に広げられた。
早めに追いつきたい打線だったが、巨人の先発・直江大輔投手を攻略できず、3回まで無得点に終わる。すると4回裏、1死から6番・万波中正選手の12号ソロで1点を返すと、8番・今井順之助選手にも2号2ランが生まれ、1点差に迫る。さらに5回裏には、先頭・今川優馬選手の二塁打などで1死3塁とすると、5番・渡邉諒選手の犠飛で1点を追加し、試合を振り出しに戻した。
続く6回裏には、死球や敵失などで無死満塁のチャンスをつくると、片岡奨人選手が2点適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。さらに3番・今川選手の適時打や、4番・清宮幸太郎選手の犠飛などで2点を追加し、スコアを8対4とした。
7回表は、5番手・斎藤佑樹投手が、走者を出しながらも無失点に抑えると、8回表は鈴木遼太郎投手が3者凡退に抑える好投を披露。4点リードで迎えた最終9回表は、秋吉亮投手が危なげない投球で締めて試合終了。
8対4で勝利した北海道日本ハムは、先発・柿木投手が苦しい立ち上がりとなるも、後を受けた救援陣が好投でつないだ。打線は、万波選手の12号ソロで反撃を開始すると、そこから打線がつながり、連日の2桁安打となる13安打8得点の猛攻で勝利を飾った。
123456789 計
巨 030100000 4
日 00031400X 8
巨 直江大輔-●笠島尚樹-谷岡竜平-平内龍太-古川侑利
日 柿木蓮-望月大希-田中瑛斗-○高山優希-斎藤佑樹-鈴木遼太郎-秋吉亮
文・木村圭
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