【ファーム】9回に同点弾被弾も...... 代打・勝俣翔貴の劇的サヨナラ打でオリックスが勝利

パ・リーグ インサイト

2021.8.11(水) 16:15

オリックス・バファローズ 勝俣翔貴選手(C)パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ 勝俣翔貴選手(C)パ・リーグ インサイト

 8月11日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われた、オリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦第20回戦は、3対2でオリックスがサヨナラ勝利を収めた。

 オリックスの先発・竹安大知投手は、3回表から2イニング連続で先頭打者の出塁を許したが、粘投で本塁は踏ませず。被安打5ながら4回を無失点で投げ切り、2番手の平野佳寿投手にマウンドを託す。平野佳投手は、1イニングを3者凡退に抑えるさすがの投球を見せた。

 打線は2回裏、2死走者なしから大下誠一郎選手が相手失策で出塁すると、フェリペ選手、元謙太選手が連打で続き、満塁に好機を拡大。ここで打席を迎えた廣澤伸哉選手がセンターへ適時打を放ち、2点を先制した。

 6回表、3番手としてマウンドに上がった本田仁海投手は、四球と安打で1死1、2塁のピンチを招く。続く打者を左飛に打ち取り2死としてから正随優弥選手に適時二塁打を浴びたが、見事な中継を見せた守備陣が1塁走者の本塁突入を阻止し、なんとかリードを保つ。

 その後は無失点投球を続け、9回表、4イニング目のマウンドに上がった本田投手だったが、正随選手に8号ソロを被弾。土壇場で同点に追い付かれてしまう。

 そして迎えた9回裏、先頭の西村凌選手が安打で出塁すると、大下選手が犠打を決めて2塁に進める。フェリペ選手は敬遠され1死1、2塁となった場面で、代打・勝俣翔貴選手が直球を捉えた打球が右翼手の頭上を越え、2塁走者が生還して試合終了。勝利まであとわずかというところで同点弾を浴びるも、打線が奮起し劇的なサヨナラ勝利を挙げた。

  123456789  計
広 000001001  2
オ 020000001X 3

広 床田寛樹-遠藤淳志-一岡竜司-●菊池保則
オ 竹安大知-平野佳寿-○本田仁海

文・吉村穂乃香

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