来田涼斗が2打点&福田周平が3安打の活躍。最終回に追い付かれオリックス対阪神はドロー

パ・リーグ インサイト

2021.8.3(火) 21:34

オリックス・バファローズ 来田涼斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 来田涼斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月3日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと阪神の「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、2対2の引き分けで終了した。

 オリックスの先発・田嶋大樹投手は、初回を3者凡退に抑えると、2回表は3者連続三振と完璧な投球を披露し、2回無安打4奪三振無失点で降板。3回表は、2番手・ヒギンス投手も3者凡退の好投でつなぎ、序盤を無失点に抑える。

 一方の打線は3回裏、若月健矢選手と福田周平選手の連打などで無死満塁の好機を演出すると、来田涼斗選手に適時二塁打が生まれ、2点を先制。来田選手は「打ったのはフォークです。追い込まれていましたので、なんとかバットに当ててランナーを還そうと思っていました。少し詰まっていたんですが、いいところに落ちて、タイムリーになってくれてよかったです!」と振り返った。

 4回表からは、本田仁海投手がマウンドに上がると、走者を背負う場面もありながら、5イニングを無失点に抑える好投でつなぐ。しかし9回表、4番手・張奕投手が中野拓夢選手、大山悠輔選手の安打などで1死満塁のピンチを招くと、山本泰寛選手に痛恨の同点打を許し、最終回に試合は振り出しに戻る。9回裏は、岩貞祐太投手の前に3者凡退に倒れて試合終了。

 オリックスは、先発・田嶋大樹投手が2回無安打無失点の好投で良い流れをつくると、後を受けた投手陣も奮闘。8回まで無失点リレーでつないだが、最終9回表に登板した張奕投手が誤算だった。打線も3回裏の来田選手の適時打での2得点のみと、阪神投手陣の前につながりを欠いた。

  123456789 計
神 000000002 2
オ 002000000 2

神 藤浪晋太郎-浜地真澄-尾仲祐哉-小野泰己-エドワーズ-岩貞祐太
オ 田嶋大樹-ヒギンス-本田仁海-張奕

文・後藤万結子

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