7月20日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと広島のウエスタン・リーグ公式戦第15回戦は、2対0で福岡ソフトバンクが接戦を制した。
福岡ソフトバンクの先発は笠谷俊介投手。立ち上がりからテンポの良い投球を披露し、5回表まで広島打線をわずか2安打に抑え込む。好投に応えたい打線は、5回裏に7番・野村大樹選手の内野安打などで2死満塁の好機を得るも、あと一本が出ず。6回表までスコアボードには「0」が並んだ。
均衡が破れたのは6回裏。先頭の2番・柳町達選手、続く代打・バレンティン選手の連打などで2死満塁とすると、野村選手が四球を選び1点を先制する。さらに8回裏には、バレンティン選手に6号ソロが飛び出した。
笠谷投手は7回表から2イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、要所を締める投球で得点は与えず。2点リードの9回表は広島打線を3者凡退に抑え、2対0で試合終了。笠谷投手は、9回4安打1四球14奪三振の快投で完封勝利、代打で出場したバレンティン選手は、2安打1本塁打1打点の活躍を見せた。
123456789 計
広 000000000 0
ソ 00000101X 2
広 ●矢崎拓也-菊池保則-高橋樹也
ソ ○笠谷俊介
文・高橋優奈
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