【ファーム】カスティーヨが代打同点タイムリー。楽天が終盤の好機を生かし逆転勝利

パ・リーグ インサイト

2021.6.18(金) 17:16

東北楽天ゴールデンイーグルス・カスティーヨ選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・カスティーヨ選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月18日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と楽天のイースタン・リーグ公式戦、第7回戦は5対3で楽天が勝利。

 楽天の先発・石橋良太投手は1回裏、埼玉西武の3番・木村文紀選手に4号ソロを浴び、1点を先制される。同点となった3回裏には高木渉選手の4号2ランで再びリードを許したが、以降は粘りを見せて無失点に抑え、5回9安打2四球3失点でマウンドを降りた。

 打線は3回表に和田恋選手の5号ソロで同点に追い付く。しかし、埼玉西武の先発・吉川光夫投手の前にチャンスをつくりながら決定打を欠き、7回まで1得点のみにとどまった。2点ビハインドの6回裏から継投に入った投手陣は池田駿投手、牧田和久投手とそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、試合は終盤の攻防へ。

 8回表、楽天は埼玉西武の2番手・ダーモディ投手に対し、下水流昂選手と岩見雅紀選手の連打で無死1、2塁とする。ここで相手失策により1点差に詰め寄ると、代打・カスティーヨ選手の適時打で同点に。さらに石原彪選手の犠飛で勝ち越し、水上桂選手のスクイズが相手野選を誘い、この回一挙4点で逆転に成功した。

 2点のリードを奪った楽天は9回裏をブセニッツ投手が締め、5対3で試合終了。勝利した楽天は、打線が終盤の好機を生かして一気に逆転。和田選手、堀内謙伍選手が2安打をマークした。一方敗れた埼玉西武は先発・吉川投手が7回7安打1失点の粘投。打線は山村崇嘉選手が3安打などチーム14安打を記録したがあと一本が出ず、木村選手と高木選手の本塁打の得点のみにとどまった。

  123456789 計
楽 001000040 5
西 102000000 3

楽 石橋良太-池田駿-○牧田和久-寺岡寛治-Sブセニッツ
西 吉川光夫-●ダーモディ-伊藤翔

文・丹羽海凪

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