森友哉の同点弾で埼玉西武対巨人は引き分け。岸潤一郎はプロ初安打・初アーチをマーク

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2021.6.1(火) 21:08

埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月1日、東京ドームで行われた巨人と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第1回戦は、4対4で引き分けに終わった。

 埼玉西武の先発・松本航投手は、初回から安定感のある投球を披露。しかし4回裏、4番・岡本和真選手に15号ソロを浴び、1点を先行される。5回裏には二塁打と2つの四球で1死満塁のピンチを招くと、押し出し四球と3番・吉川尚輝選手の犠飛、岡本選手の適時打で3点を献上。結局、6回5安打1本塁打3四球8奪三振4失点で降板した。

 一方の打線は、4回表に1死1、2塁の好機をつくるも後続が倒れ、得点には結び付かず。その後も巨人の投手陣に抑え込まれ、0対4のまま試合は終盤へ。

 4点を追う埼玉西武は7回表、先頭の7番・岸潤一郎選手にプロ初安打となる1号ソロが飛び出し、3点差に。9回表には先頭の岸選手が安打で出塁すると、代打・メヒア選手が1号2ラン。さらに2死から2番・森友哉選手の7号ソロで同点に追い付くと、9回裏は平良海馬投手が無失点に抑え、4対4で試合終了。

 序盤は落ち着いた投球を見せていた松本投手だったが、中盤に打ち込まれ6回4失点で降板。打線では、メヒア選手が代打2ラン、森選手が同点弾を含む3安打の活躍を見せた。なお、9回裏に登板した平良投手は、パ・リーグ新記録となる開幕27試合連続無失点をマーク。プロ初安打、初本塁打、初打点をマークした岸選手は、「打席では思い切っていこうと思いました。ホームランボールがもしいただけるのであれば、奥さんに渡したいと思っています」と振り返った。

  123456789 計
西 000000103 4
巨 000130000 4

西 松本航-佐野泰雄-松岡洸希-平良海馬
巨 高橋優貴-畠世周-ビエイラ-鍵谷陽平-高梨雄平-中川皓太-デラロサ

文・高橋優奈

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