5月14日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと楽天の第6回戦は、9対4でオリックスが勝利。序盤から主導権を握り、ほっともっとフィールド神戸開幕戦をオリックスが制した。
試合は初回から動く。1回裏、1番・福田周平選手が二塁打で出塁すると、2番・宗佑磨選手の適時二塁打で幸先よく先制する。続く3番・吉田正尚選手の進塁打で1死3塁とチャンスを拡大し、4番・杉本裕太郎選手の適時打で1点を追加。さらに、敵失策で1点を加え、この回いきなり3点を奪う。
止まらない打線は2回裏、2死から福田選手が安打を放つと、2番・宗選手の2打席連続となる適時三塁打で追加点を奪う。続く3番・吉田正選手にも適時二塁打が飛び出すなど、楽天のエース・涌井秀章投手を攻略。リードを5点に広げた。
序盤から大量援護をもらった山岡泰輔投手は、テンポよくアウトを積み重ね、6回まで1安打に抑える好投を披露する。打線も4回裏に1点を追加すると、5回裏には四球と安打で作った1死1、2塁のチャンスで、8番・紅林弘太郎選手に開幕第3戦以来の2号3ランが生まれ、9対0とした。
2018年9月以来の完封が見えてきた山岡投手。しかし7回表、2本の安打で2死2、3塁のピンチを招くと、7番・内田靖人選手に左中間スタンドに飛び込む1号3ランを浴び、完封を逃した。それでも後続を打ち取り、失点はその本塁打のみに抑えた。9回表は、K-鈴木投手が茂木栄五郎選手に7号ソロを浴びるも、リードを守り切り9対4で試合終了。
勝利したオリックスの先発・山岡投手は8回5安打1四球5奪三振3失点の好投で2勝目をマーク。打っては、宗選手の猛打賞や紅林選手の2号3ランなど、計13安打9得点と打線がつながった。一方、楽天の先発・涌井投手は3回6安打5失点と乱調。ロングリリーフとなった西口直人投手も4失点を喫するなど、オリックス打線を止められなかった。
123456789 計
楽 000000301 4
オ 32013000X 9
楽 ●涌井秀章-西口直人-内間拓馬-森原康平
オ ○山岡泰輔-K-鈴木
文・岡絃哉
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