4月28日の18時から、京セラドーム大阪でオリックスと楽天の第5回戦が行われる。緊急事態宣言が発令され無観客で行われる2試合目。27日の試合では楽天が最終回に追いつき引き分けに終わったが、この試合では画面の向こうで見守るファンに勝利を届けることができるか。
【今季対戦成績】
オリックス→1勝2敗1分
楽天→2勝1敗1分
【オリックス】山本由伸投手 5試合3勝2敗 36.1回 34奪三振、防御率1.73
【楽天】則本昂大投手 4試合2勝1敗 25.2回 24奪三振、防御率2.81
オリックスの先発は山本由伸投手。現在防御率はリーグ3位の1.73と今季もその高い実力を発揮している。この試合でも楽天打線を封じ込め、勝利を呼び込むピッチングが求められる。打線ではT-岡田選手に要注目だ。今季は打率こそ高くはないものの得点圏打率は驚異の5割。27日の試合でも得点圏に走者を置いた場面から適時二塁打を放っている。この試合でもT-岡田選手の勝負強い打撃に期待したい。また吉田正尚選手、杉本裕太郎選手、モヤ選手と打率が3割を超える強力なクリーンナップの活躍も必見だ。
対する楽天の先発は則本昂大投手。今シーズンは力強いストレートと多彩な変化球を低めに集める打たせて取る投球で2勝を挙げている。この試合でも緩急を生かした投球でチームを3連勝に導くことができるか。打線では27日の試合で4安打1打点と大暴れの鈴木大地選手に注目だ。この試合でも鈴木選手のチャンスメイクで島内宏明、浅村栄斗選手、ディクソン選手の破壊力抜群なクリーンナップへとつなげていきたい。
文・鈴木竜雅
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