4月28日の18時から、PayPayドームで福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第5回戦が行われる。27日の試合は北海道日本ハムが制し、今季の対福岡ソフトバンク戦初勝利を挙げた。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝1敗
北海道日本ハム→1勝3敗
【福岡ソフトバンク】和田毅投手 4試合2勝1敗 24.2回 20奪三振、防御率2.55
【北海道日本ハム】伊藤大海投手 4試合0勝2敗 26回 38奪三振、防御率2.77
福岡ソフトバンクの先発は、自身2連勝中の和田毅投手。近2試合は軽度のアクシデントで途中降板しているが、大崩れせずに試合を作っている。ここまでリーグワーストの120四球を与えているチームに合って、4試合で5四球と制球力の良さも光る。自身3連勝へ、変わらず安定した投球を披露することが出来るか。打線では、27日の試合で2安打1盗塁と一人気を吐いた栗原陵矢選手に注目。27日の試合後には「1打席1打席一喜一憂せず、集中して投手と勝負していきたい。チームが勝ちにつながる一本を打てるようにやっていくだけです
」とコメント。チームの主力としての意識も高まっている。3試合連続マルチ安打という好調さに加え、今季は対北海道日本ハム戦で打率.462と当たっているため、更なる活躍が見られる可能性は高そうだ。
対する北海道日本ハムは、伊藤大海投手が先発。今季はここまで4試合に先発し、全ての試合でQSを達成するなど、ルーキーながら上々の投球を見せている。奪三振38は、山本由伸投手や、同じくドラフト1位ルーキーの早川隆久投手ら名だたる剛腕を抑えてパ・リーグトップの数字だ。28日の試合でも好投し、悲願のプロ初勝利を手繰り寄せたい。打線の注目は、西川遥輝選手だ。今季は打率.216と苦しんでいる印象だが、出塁率に目を移すと.400まで跳ね上がる。チーム事情もあり、最近は3番での出場が続いているが、ここまで5盗塁を決めている走力は健在。打線の起爆剤としての活躍に期待だ。
文・吉村穂乃香
関連記事
記事提供: