埼玉西武の2年目・上間永遠がプロ初勝利で6連敗を止める。千葉ロッテは石川歩が完投も敗戦

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2021.4.27(火) 20:33

埼玉西武・上間永遠投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武・上間永遠投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月27日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの4回戦は、3対1で埼玉西武が9試合ぶりの勝利を収めた。

 埼玉西武先発は、今季3度目の先発マウンドとなる上間永遠投手。初回、2回を無失点に抑える立ち上がりを見せる。しかし、3回表、1死から田村龍弘選手に二塁打を浴びると、1打席目も安打を許した荻野貴司選手に適時打を浴び、先制を許す。

 追いつきたい埼玉西武は、4回裏、先頭の源田壮亮選手とスパンジェンバーグ選手の連打や、続く森友哉選手の犠飛で、1死2、3塁のチャンスを作り、打席には4番・中村剛也選手。5球目の内角の球をレフト前に運ぶ、技ありの2点適時打で埼玉西武が一気に逆転した。5回裏にも源田壮亮選手の内野ゴロの間に、1点を追加した埼玉西武は、3対1と2点リードの展開で後半戦へ。

 先発の上間永遠投手は5回1失点でマウンドを後続に譲る。6回から継投に入った埼玉西武は、チームが誇るリリーフ陣が危なげなく相手打線を抑え、3対1でゲームセット。

 勝利した埼玉西武は、2年目の上間永遠投手が5回80球5安打3奪三振無四球1失点でプロ初勝利を手にし、引き分けを挟む6連敗を止めた。上間投手は降板後、「とにかく自分のピッチングに集中してゼロに抑えよう、と思って今日はマウンドに上がりました。調子自体は良くも悪くもなかったですが、自分のボールは投げられたと思います」と初々しく話した。

 敗れた千葉ロッテは先発の石川歩投手が3失点ながらも8回を完投し、1000投球回を達成。しかし、打線が援護できず、メモリアルデーを勝利で飾れなかった。


  123456789 計
ロ 001000000 1
西 00021000X 3

ロ ●石川歩
西 ○上間永遠-ギャレット-宮川哲-平良海馬-S増田達至

文・鈴木海斗

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