今季もABEMA TVのABEMA/newsチャンネルで毎週金曜日23時から放送されている「ABEMA バズ!パ・リーグ」。この番組では毎回ゲストを招き、「パーソル パ・リーグTV」で再生回数が多かった動画や、パ・リーグにまつわるニュースを紹介している。今回も前回に引き続き、ゲストは千葉ロッテマリーンズOBでプロ野球解説者の里崎智也さん。
週刊パ・リーグTVランキング!
1位 E安樂 満塁のピンチ切り抜け"火消し成功"!!
2位 L平良 ピンチ凌ぎ"未だ無失点継続中"!!
3位 F高濱 7年目の初アーチ!!
4位 強肩?恐肩?H谷川原"衝撃のレーザーキャノン"
5位 ロッテの"主砲候補"山口のプロ初HR
4位には、なんとファームの試合がランクイン。福岡ソフトバンクの谷川原健太選手が見せた送球が大きく注目を集めた。捕手登録でありながら外野を守る谷川原選手は強肩が持ち味だ。自身も捕手を務めていた里崎さんは「これはえげつないですね。谷川原選手はキャッチャーもやっているので、甲斐拓也選手の次は谷川原選手が来るのではないでしょうか」と、期待を寄せた。
そして1位には、ドラフト1ルーキー・早川隆久投手が背負ったピンチを見事に抑え、火消しに成功した安樂智大投手の特集、『E安樂 満塁のピンチ切り抜け"火消し成功"!!』がランクインした。里崎さんは、安樂投手の投球に対して「今年は右手の使い方がコンパクトになった。大胆なフォームだがしっかり腕が振れていて、低めの変化球の制球が安定している」と分析。もともと剛速球が魅力の安樂投手だったが、変化球も習得したことで投球の幅が広がり、今季は好投を続けている。里崎さんは、安樂投手の変化球を用いた投球スタイルへの適応について「良い"変化"だったんじゃないですか。"変化球"だけに(笑)」と笑いを誘って締めた。
終盤には今季の特別ルール「9回打ち切り」が与える影響について、里崎さんが意見を述べる場面も。里崎さんは、このシステムにより一番恩恵を受けるチームは埼玉西武ではないかと予想。「(怪我人も相次ぐなど)選手層が厚くない中、平良投手やギャレット投手など中継ぎ陣は安定している。先発が5~6回投げれば、惜しみなく投手陣をつぎ込めるので有利ではないか」とコメントした。またこの制度自体に対しては「惜しみなく選手をつぎ込めるため出場選手は増えるし、ベンチも延長の起用を気にせず戦えるという意味では楽だと思う」とした一方、「選手起用の駆け引きがないのはすこしつまらないですね」とも意見した。
本番組の詳しい内容はABEMAビデオ内でチェック。過去の放送分も配信しているので、あわせてご覧いただきたい。次週はゲストにお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右さんを迎えてお送りする。
文・小野寺穂高
◇番組はコチラから!
ABEMAバズ!パ・リーグ #4(ゲスト里崎智也):
https://abema.tv/video/episode/89-109_s26_p197
◆過去放送の振り返り記事はこちらから
ABEMAバズ!パ・リーグ
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