愛斗がプロ1号先制ソロ&2号逆転3ラン! 埼玉西武が逆転勝利で連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2021.4.9(金) 20:53

埼玉西武ライオンズ・愛斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・愛斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月9日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第1回戦は、7対4で埼玉西武が勝利した。

 2回表、6番・愛斗選手がファンの待つレフトスタンドへプロ初本塁打となる1号ソロを放ち埼玉西武が1点を先制。早速援護をもらった埼玉西武の先発・高橋光成投手であったが、4回裏に山口航輝選手にプロ第1号となる逆転2ランを浴びると、5回裏、6回裏それぞれに内野ゴロの間に1点を献上し、4対1とリードを許す。

 千葉ロッテの先発・二木康太投手を前にして3回以降無得点に終わっていた埼玉西武だったが、8回表に反撃の狼煙を挙げる。2番手・小野郁投手から3四死球をもぎとり1死満塁とすると、呉念庭選手に2点適時打が飛び出し、1点差に詰め寄る。なおも1死1、3塁のチャンスで続く愛斗選手が2号3ランを放ち、6対4と逆転に成功した。

 打った愛斗選手は「打ったのはストレートです。あの場面とにかく三振だけはいけなかったので…。三振だけはしないように内野ゴロでも(1点を取る)という気持ちでした。追い込まれてからは右方向への意識?そうですね。自分のバッティングは出来たと思います。この結果になって良かったです」と振り返った。

 8回裏は3番手・平良海馬投手がマウンドへ。レアード選手に安打を浴びるも、続く岡大海選手を併殺打に打ち取り勝利の流れを手繰り寄せると、直後の9回表に森友哉選手が適時打を放ち、7対4とリードを広げる。最終回は増田達至投手が3者凡退に封じ込めて試合終了。埼玉西武が7対4で勝利した。

 勝利した埼玉西武は、先発・高橋光成投手が6回122球5安打4奪三振5四球4失点と試合を作ることができなかったが、後半に打線が奮闘。愛斗選手がプロ1号先制ソロと2号逆転3ランで4打点を挙げ、チームの連敗を「3」で止めた。

 一方の千葉ロッテは2連敗。先発の二木投手が7回99球4安打1四球1失点の好投を披露したが、2番手・小野投手が1回5失点と誤算だった。なお、3年目の山口選手がプロ初本塁打となる1号2ランを放っている。

  123456789 計
西 010000051 7
ロ 000211000 4

西 高橋光成-○十亀剣-平良海馬-S増田達至
ロ 二木康太-●小野郁-土居豪人

文・下村琴葉

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