代打・川島慶三が勝ち越し打! 広島との接戦を制した福岡ソフトバンクが6連勝

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2021.3.19(金) 20:59

3/19 ホークス対カープ ダイジェスト(C)パーソル パ・リーグTV
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 3月19日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと広島のオープン戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利。福岡ソフトバンクは引き分けを挟んでの6連勝を飾った。

 福岡ソフトバンクの先発は、自身初の開幕投手を務める石川柊太投手。初回を3者凡退に抑えると、その後もテンポよくアウトを積み重ねていく。4回表に1死1、2塁のピンチを招くも、左翼手・栗原陵矢選手の好守にも助けられて無失点で切り抜け、この回でマウンドを降りた。

 一方の打線だが、こちらも開幕投手に内定している広島の先発・大瀬良大地投手に苦戦。4回裏、3番・柳田悠岐選手が一軍合流後初安打となる内野安打で出塁するも、後続が倒れ得点にはつながらず。結局、6回まで2安打に抑え込まれ、0対0のまま試合は終盤へ突入した。

 試合が動いたのは7回の攻防。7回表、前の回から引き続きマウンドに上がった大竹耕太郎投手が犠飛で1点を失い、ついに均衡が破れる。しかし、直後の7回裏、松田宣浩選手の適時打ですぐさま同点に追い付くと、2死1、2塁から代打で出た川島慶三選手に適時打が飛び出し、一気に逆転に成功した。

 8回表を岩嵜翔投手が3者連続三振に抑えると、1点リードで迎えた9回表には守護神の森唯斗投手が登板。大盛穂選手に安打を許したものの、結果的には3人で締めて試合終了。2対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクは、先発した石川柊太投手が4回60球3安打無四死球6奪三振無失点と好投。オープン戦最後の登板で、開幕戦へ向けて順調な仕上がりを披露した。打線では、柳田悠岐選手、デスパイネ選手に初安打が生まれたほか、グラシアル選手が先発出場。1週間後にせまる開幕戦へ向け、着々と陣容が整ってきている。

  123456789 計
広 000000100 1
ソ 00000020X 2

広 大瀬良大地-●塹江敦哉-ケムナ誠
ソ 石川柊太-大関友久-○大竹耕太郎-岩嵜翔-S森唯斗

文・吉村穂乃香

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