3月14日、ZOZOマリンスタジアムで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテのオープン戦は、2対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発は高橋礼投手。2回裏、先頭・山口航輝選手に二塁打を許したところから四死球も絡んでピンチを招くも、無失点で切り抜ける。その後も安定した投球で7回途中までで92球を投げ、4安打2四死球無失点と開幕カードで戦う相手に対し、結果を残した。
しかし、打線も千葉ロッテの先発・鈴木昭汰投手の前に5回1安打となかなかチャンスを作れず。ようやく均衡が敗れたのは7回表、打線は千葉ロッテの3番手・永野将司投手から2四球で無死1、2塁とする。この好機に6番・松田宣浩選手が併殺打に倒れ2死2塁となるも、続く栗原陵矢選手がライトスタンドに飛び込む1号2ランを放ち、先制に成功した。
リードした7回裏は高橋礼投手と杉山一樹投手で無失点に抑えると、8回裏は岩嵜翔投手、9回裏は泉圭輔投手が好リリーフを見せて2対0で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、栗原選手が「インコースの難しいボールを、上手く肘を畳み込んで体の回転で打つことが出来ました。得点圏にランナーがいる場面で、リラックスし、いい集中ができた中で、打席に入ることができたと思います」と語る今年初の本塁打で先制。先発・高橋礼投手が7回途中無失点と開幕へ順調な姿を見せるなど、投手陣がしっかりリードを守って勝利を収めた。
敗れた千葉ロッテは先発のドラフト1位ルーキー・鈴木昭汰投手が5回1安打無失点の好投。リリーフ陣も一発はありながらも最小限の失点に抑えた。しかし、打線は高橋礼投手を捉えきれず、2回裏、3回裏と好機を作るも得点につなげられなかった。
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123456789 計
ソ 000000200 2
ロ 00000000X 0
ソ ○高橋礼-杉山一樹-岩嵜翔-S泉圭輔
ロ 鈴木昭汰-フローレス-●永野将司-田中靖洋-東妻勇輔
文・丹羽海凪
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