エース千賀は投手3冠&石川は2冠、柳田は初の最多安打
パ・リーグは9日、レギュラーシーズンの全日程を終了。ぶっちぎりで3年ぶりのリーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクからは、5人のタイトルホルダーが誕生した。
投手部門では千賀滉大が2年連続となる最多奪三振を含む3冠、石川柊太が千賀と並ぶ最多勝利と勝率一位の2冠、モイネロが最優秀中継ぎ投手に輝いた。
野手部門では柳田悠岐が自身初となる最多安打、周東佑京が念願の盗塁王のタイトルを獲得した。9日のシーズン最終戦の後、タイトルホルダーとなった選手たちが喜びを語った。
○千賀滉大
最多勝(11勝)最優秀防御率(2.16)最多奪三振(149)
「本当に驚きが大きいし、実感がないです。自分の中で『良かった』という実感はない。悪い中でも周りがいいプレーをしてくれたので、本当に感謝したいです。防御率のタイトルは欲しいなと思ってやってきました」
周東「本当に実質2年目で獲れると思っていなかった」
○石川柊太
最多勝(11勝)勝率一位(11勝3敗:.786)
「優勝に決まってCSに向かっていく中で結果的に転がり込んだもの。自分で意識したものじゃなかったです。(タイトルが)取れたことは素直にうれしいですけど、まだまだ先があるので一喜一憂せずにします」
○周東佑京
最多盗塁(50盗塁)
「49と50じゃ違うと思っていたので、何としてもと思っていました。本当に実質2年目で獲れると思っていなかったです。アドバイスくれた本多コーチ、2番を打って待ってくれたりした(中村)晃さんに感謝したいですし、他のいろんな方にも感謝したいです」
○柳田悠岐
最多安打(146安打)
「初めてのタイトルなのでうれしいです。最後までしっかり試合に出れたので、それ(タイトル)もご褒美かなと思います。優勝できましたし、チームに貢献できたかなと思うので頑張って良かったなと思います」
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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