大竹耕太郎が約2か月ぶりの白星。序盤に大量リードを奪った福岡ソフトバンクが勝利

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2020.10.25(日) 16:20

福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月25日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第20回戦は、7対2で福岡ソフトバンクが勝利。

 福岡ソフトバンクは1回裏、1番・周東佑京選手が安打で出塁し、9試合連続となる今季45個目の盗塁を決める。1死2塁としたところで3番・柳田悠岐選手が適時打を放つと、中堅手がこれを後逸。柳田選手も一気に本塁へ生還し、初回から2点を先制した。

 2回表に1点を返されるも、直後の2回裏には先頭の牧原大成選手が安打を放つなど1死1、2塁とし、周東選手の適時打で1点を追加。なおも1死満塁から柳田選手の押し出し四球、4番・グラシアル選手の2点適時二塁打が生まれ、スコアは6対1に。制球に苦しむ埼玉西武の先発・松本航投手から大きなリードを奪った。

 およそ2カ月ぶりに先発のマウンドへ上がった大竹耕太郎投手は初回を3者凡退に抑える立ち上がりを見せる。2回に連打を浴びるなど1点を失ったが、3回以降は完璧な投球で5回3安打1失点とし、マウンドを後続に託した。

 5回裏に松田宣浩選手の12号ソロで追加点を挙げ、6点リードとなった6回からは継投策へ。6回、7回と得点圏に走者を背負い、1点を失いながらも大量リードは変わらず。最終9回表は守護神・森唯斗投手が走者を出しながらも無失点で締め、7対2で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは先発の大竹投手が5回1失点の好投で今季2勝目。打線も序盤に6点を挙げるなど、優位に試合を進め優勝マジックを「2」とした。一方の埼玉西武は先発の松本投手が2回途中6失点。救援陣は粘りを見せるも、序盤の失点が大きく響いた。

  123456789 計
西 010000100 2
ソ 24001000X 7

西 ●松本航-平井克典-小川龍也-國場翼-田村伊知郎
ソ ○大竹耕太郎-杉山一樹-嘉弥真新也-泉圭輔-高橋礼-森唯斗

文・丹羽海凪

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