10月22日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天イーグルスとオリックスの第21回戦は6対3で楽天イーグルスが勝利。島内宏明選手に2試合連続適時打、ロメロ選手に2打席連続本塁打が生まれ、連敗を「4」で止めた。
楽天イーグルスは初回、2死から浅村栄斗選手が二塁打、続く島内選手が適時打を放ち、先制に成功する。続く2回裏には1死1、3塁の好機を作ると、下妻貴寛選手のセーフティスクイズで1点を追加。スコア2対0と、試合は楽天スペースで進んだ。
援護を受けた先発の岸孝之投手は、キレの良いストレートでオリックス打線を翻弄。無失点投球を続けると打線も好投に応える。5回裏には連続四球で2死1、2塁とすると、前試合で本塁打を放っている5番・ロメロ選手が打席へ。振り抜いた打球は、高々と舞いレフトスタンドへ飛び込む22号3ランとなり、5対0とオリックスを引き離す。
岸投手は6回表にジョーンズ選手の12号3ランで3点を失うも、7回表は3者凡退に抑え、勝利投手の権利を持って降板。8回表を松井裕樹投手が無失点で抑えると、その裏にはロメロ選手が2打席連続の23号ソロを放ち、1点を追加。3点リードの9回表は牧田和久投手が締め、試合終了。落ち着いた投球で7回を投げ切った岸投手は、112球6安打2四球3失点で5勝目。歴代9位のスピード(299試合)で通算2000投球回を達成した。
敗れたオリックスは、先発の田嶋大樹投手が6回7安打5失点。5回裏に四球で走者を溜めると痛恨の一発を浴び、黒星を喫した。打線は6回表にジョーンズ選手の3ランで反撃するも、最後まで追い付くことはできなかった。
123456789 計
オ 000003000 3
楽 11003001X 6
オ ●田嶋大樹-鈴木優
楽 ○岸孝之-松井裕樹-S牧田和久
文・北嶋楓香
関連リンク
記事提供: