9月22日の13時から楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと千葉ロッテの第16回戦が行われる。2位につける千葉ロッテは、この3連戦の後に首位・福岡ソフトバンクとの対戦を控えるだけに、週の始めからしっかりと流れに乗りたいところ。対する楽天も、優勝争いに食らいつくためには負けられない戦いとなる。
【今季対戦成績】
楽天イーグルス→9勝6敗
千葉ロッテ→6勝9敗
【楽天イーグルス】辛島航投手 16試合0勝3敗 22.2回 11奪三振、防御率5.56
【千葉ロッテ】石川歩投手 13試合6勝2敗 85回 47奪三振、防御率3.81
楽天の先発は辛島航投手。15日のオリックス戦では、2本塁打を浴びるなど5回途中4失点で3敗目を喫した。9月に入って先発起用が続く左腕だが、登板した3試合ではアクシデントなどもありなかなか長いイニングを投げられていない。自らの投球で1年ぶりとなる白星を呼び込みたいところだ。打線の注目は渡邊佳明選手。ここ2試合は先発を外れたが、9月は21打数7安打と当たりが出ている。対右投手では打率.316と好成績を残しており、この試合でも好投手攻略のカギを握る。
一方の千葉ロッテは石川歩投手が先発。前回登板した15日の埼玉西武戦では、試合終盤の8回に崩れて2点のリードを守ることができず。自身7連勝とはならなかった。ここまで登板した全試合で6回以上を投げている安定感を武器に、再び白星を積み重ねていきたい。打線からは井上晴哉選手に注目。自打球による欠場が続いた井上選手だったが、19日に先発復帰するとすぐさま安打を記録。続く20日にも2本の安打を放ち、万全の状態をアピールした。楽天戦は打率.340、カード別最多の4本塁打と好相性なだけに、さらなる活躍に期待がかかる。
文・成田康史
関連リンク
記事提供: