9月6日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第12回戦は、4対2で千葉ロッテが勝利し、連勝を「4」に伸ばした。

　初回、千葉ロッテの先発・二木康太投手、福岡ソフトバンクの先発・石川柊太投手ともに3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露。試合序盤は両先発投手ともに走者を背負いながらも得点を許さず、緊迫した投手戦が展開される。

　すると5回表、千葉ロッテが均衡を破った。先頭・田村龍弘選手が四球を選ぶと、藤岡裕大選手の犠打で進塁し、1死2塁の好機を演出。ここで1番・加藤翔平選手に適時打が生まれ、貴重な先制点を奪取。なおも2死2塁の好機で3番・菅野剛士選手が適時打を放つと、4番・安田尚憲選手に豪快な5号2ランが飛び出し、この回一挙4得点。

　援護を受けた千葉ロッテの先発・二木投手は6回裏、死球や安打などで1死1、3塁のピンチを招くと、2番・中村晃選手、3番・柳田悠岐選手の連続適時打を浴び2点を失う。しかしリードは守り、6回4安打6奪三振2失点で降板。

　7回裏は東條大樹投手がピンチを招き降板するも、後を受けた小野郁投手が無失点で切り抜ける。そして8回裏は唐川侑己投手が好投を披露すると、9回裏はハーマン投手が締めて試合終了。千葉ロッテが4対2で勝利した。

　勝利した千葉ロッテは先発・二木康太投手が好投を披露し、今季3勝目を挙げた。打線も4番・安田尚憲選手が本塁打を放つ活躍を見せ、首位攻防戦を3連勝で終えた。一方、敗れた福岡ソフトバンクは先発・石川柊太投手が7回3安打4失点と粘りを見せるも、打線に勢いがなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ００００４００００ ４
ソ ０００００２０００ ２

ロ ○二木康太-東條大樹-小野郁-唐川侑己-Sハーマン
ソ ●石川柊太-松本裕樹-板東湧梧

文・山本理絵

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