8月25日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグ公式戦、楽天イーグルス対北海道日本ハム第5回戦は、4対0で楽天が勝利し、カード3連戦の初戦を制した。
試合序盤は北海道日本ハム・上原健太投手と楽天・辛島航投手の両先発が走者を背負いながらも得点を許さず、スコアボードに0を並べる。
均衡を破ったのは楽天だ。5回裏に8番・耀飛選手、9番吉持亮汰選手、1番・村林一輝選手が3連打で1死満塁のチャンスを作ると、2番・南要輔選手がセンターへの犠牲フライを放ち、1点を先制。6回裏には5番・岡島豪郎選手の二塁打などで2死1、3塁から、耀飛選手のタイムリーで1点を追加する。
さらに7回裏には3番・黒川史陽選手、8回裏には6番・岩見雅紀選手が豪快な一発をスタンドへ運び、4対0と楽天が北海道日本ハムを突き放した。
楽天・辛島投手は今シーズン最長の6イニングを投げきり、6回87球5安打6奪三振無失点の好投でマウンドを後に託す。継投に入った楽天は青山浩二投手、池田駿投手が無失点リレーを披露。最終回を任された寺岡寛治投手も3者凡退で試合を締めた。
勝利した楽天は村林選手、耀飛選手が3安打猛打賞。序盤は決定打に欠くも、5回以降は徐々に得点を重ね連敗を止めた。一方敗戦した北海道日本ハムは、先発・上原健太投手が5回に打ち崩され、5.2回100球10安打4三振2失点の投球。打線は7安打を放つもチャンスであと一本が出なかった。
123456789 計
日 000000000 0
楽 00001111X 4
日 ●上原健太-生田目翼-浦野博司-高山優希
楽 ○辛島航-青山浩二-池田駿-寺岡寛治
文・下村琴葉
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