8月22日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第11回戦は、5対2でオリックスが勝利。ジョーンズ選手が2打席連続本塁打で4打点の活躍を見せ、約1カ月ぶりの連勝を決めた。

　オリックスは4回裏、埼玉西武の先発・内海哲也投手から、吉田正尚選手の安打などで1死1、3塁のチャンスを作ると、5番・ジョーンズ選手が2試合連続となる7号3ランを放ち、先制に成功する。

　一方の先発・張奕投手は、4回表に迎えた1死満塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、走者を背負いながらも要所を締める力投を披露。5回無失点で勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。

　6回表に2番手・澤田圭佑投手が7番・中村剛也選手に6号ソロを浴び1点を返されるが、6回裏にジョーンズ選手のこの試合2本目となる8号ソロで1点を追加。4対1で試合は終盤へ突入した。

　オリックスは7回表、3番手・山田修義投手が外崎修汰選手の適時打で1点を失うと、後を受けたヒギンス投手も四球を与え2死満塁に。一打同点の場面だったが、大城滉二選手の好守備で追撃を振り切ると、8回裏に小田裕也選手の適時二塁打でさらに1点を追加。3点リードの9回表は、ディクソン投手がピンチを招きながらも併殺で締め、5対2で試合終了。

　勝利したオリックスは、先発した張奕投手が5回5安打6奪三振無失点の要所を締める好投を見せ、今季初勝利を挙げた。打線ではジョーンズ選手が2打席連続本塁打で4打点を稼ぎ、連日の大活躍を見せた。

　一方敗れた埼玉西武は、移籍後初登板の内海哲也投手が6回3安打4奪三振4失点の内容。6回に1500奪三振を達成するなどテンポの良い投球を見せたが、2本の本塁打が響いた。打線は度重なる好機に一打が出ず、決め切ることができなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００００１１００ ２
オ ０００３０１０１Ｘ ５

西 ●内海哲也-田村伊知郎-齊藤大将
オ ○張奕-澤田圭佑-齋藤綱記-山田修義-ヒギンス-Sディクソン

文・鈴木優菜

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