中田翔が両リーグ最速の20号到達! 有原航平は7回1失点の好投で自身2連勝

パ・リーグ インサイト

2020.8.22(土) 17:07

北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月22日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天イーグルスの第11回戦は、4対1で北海道日本ハムが勝利。対戦成績を4勝6敗1分とし、カード勝ち越しへ望みをつなげた。

 北海道日本ハムは初回、先頭の1番・杉谷拳士選手、松本剛選手の連打で無死1、3塁としたところから3番・西川遥輝選手が適時打でつなぐと、4番・中田翔選手
にも三塁線を破る二塁打が生まれ、4連打で3点を先制する。

 その後は両チーム得点が奪えないまま迎えた5回裏、中田選手が低めのフォークを捉えると打球は右中間スタンドへ。「完璧やな」と語る両リーグ20号1番乗りの一発が飛び出し追加点を挙げた。
 
 援護を受けた北海道日本ハムの先発・有原航平投手はストライク先行の攻める投球で5回までわずか2安打に抑える好投を披露。6回表に藤田一也選手の安打から無死満塁のピンチを背負ったものの、この場面は内野ゴロによる1失点に凌ぎリードを保った。

 3点差とされた北海道日本ハムは7回裏、松本選手の安打を皮切りに1死満塁のチャンスを作ると、渡邉諒選手の犠飛でダメ押しに成功。スコアを5対1とした。8回表からは玉井大翔投手が登板。先頭に安打を許すも3人で締めてリードを守り抜くと、9回表には守護神・秋吉亮投手がマウンドへ。4番から始まる攻撃を3者凡退に抑え、5対1で試合終了。

 勝利した北海道日本ハムは、中田選手が両リーグ最速の20号を含む2安打3打点の活躍。また2試合ぶりのスタメンとなった松本選手が3安打、3番に起用された西川選手も先制打をマークするなど新打線が機能した。先発の有原投手も7回101球6安打6奪三振1四球1失点と試合を作り自身2連勝をマークした。一方敗れた楽天は、先発の塩見貴洋投手が「大胆にいき過ぎて、ストライクゾーンで勝負しすぎてしまいました」と初回に3失点を喫するなど序盤から主導権を握られる展開が続き、打線も有原投手の前に1得点と反撃の糸口を見出せなかった。

  123456789 計
楽 000001000 1
日 30001010X 5

楽 ●塩見貴洋-酒居知史-森原康平-津留崎大成
日 ○有原航平-玉井大翔-秋吉亮

文・和田信

関連リンク

8/22 ファイターズ対イーグルス結果
【ファーム】8/22 ファイターズ対スワローズ結果
【ファーム】8/22 ライオンズ対ジャイアンツ結果
【ファーム】8/22 ホークス対バファローズ結果

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE