【ファーム】池田駿が古巣巨人相手に1回0封。試合は楽天が逆転負け

パ・リーグ インサイト

2020.8.4(火) 16:30

東北楽天ゴールデンイーグルス・池田駿投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・池田駿投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月4日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた楽天イーグルスと巨人のイースタン・リーグ公式戦第4回戦は、2対7で楽天が敗戦。8回まで1点リードでつないだが、9回に大量失点を喫した。

 楽天の先発・鈴木翔天投手は初回、2死1、3塁のピンチを無失点で切り抜けたが、3回表に2死走者なしから巨人・石川慎吾選手の三塁打、続くウレーニャ選手の適時打で1失点。続く4回表は3人で終え、4回5安打2四球1失点の内容で降板した。

 以降は5回表を福山博之投手が無失点でつなぐと、6回表に登板した青山浩二投手は、この試合初めて巨人を3者凡退に抑える好投を披露した。

 追いつきたい楽天打線は6回裏、巨人先発・太田龍投手を捉える。渡邊佳明選手の安打、小郷裕哉選手の犠打、黒川史陽選手の安打で1死1、3塁から、岩見雅紀選手の適時打で同点に。続く和田恋選手の安打で満塁とし、岡島豪郎選手の内野ゴロの間に2対1と勝ち越しに成功。

 その後は7回表を寺岡寛治投手、8回表を池田駿投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだが、9回表に福森耀真投手がつかまった。1死満塁から田中俊太選手に対し暴投で同点、加藤脩平選手の適時打で勝ち越しを許すと、代わった木村敏靖投手も、田中貴也選手、伊藤海斗選手に連続適時二塁打を許し、この回一挙6失点。5点を追う9回裏は、巨人・ビエイラ投手の前に3者凡退に終わり、2対7で試合終了。

 敗れた楽天は、先発の鈴木翔天投手が4回5安打1失点。その後は8回まで無失点でつないだが、9回表に福森耀真投手がつかまった。6回に巨人先発・太田龍投手を捉え、一度は勝ち越しに成功するも、その後は得点に結びつけることはできなかった。

  123456789 計
巨 001000006 7
楽 00000200X 2

巨 太田龍-澤村拓一-○藤岡貴裕-ビエイラ
楽 鈴木翔天-福山博之-青山浩二-寺岡寛治-池田駿-●福森耀真-木村敏靖

文・鈴木優菜

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