和田毅が7回途中2失点の好投で無傷の3勝目。福岡ソフトバンクが僅差を制し3連勝

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2020.7.29(水) 20:50

福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月29日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第8回戦は、4対2で福岡ソフトバンクが勝利。投打かみ合った試合運びで、3連勝を飾った。

 打線は1回裏、埼玉西武の先発・松本航投手の立ち上がりを攻める。1番・周東佑京選手が俊足を生かした三塁打で出塁すると、2番・今宮健太選手の犠飛で先制。続く柳田悠岐選手、中村晃選手、栗原陵矢選手には3連打が生まれ、2点を先行した。さらに2回裏にも周東選手の犠飛で1点を追加。序盤から3点のリードを奪う。

 先発・和田毅投手は初回から毎回三振を奪うなど、4回まで埼玉西武打線に本塁を踏ませず。5回表に木村文紀選手の2号ソロで1点を失うも、直後の5回裏には柳田選手に10号ソロが生まれ、点差を保った。

 和田投手は7回表に連打で1点を失ったところで降板し、7回途中6安打2失点でマウンドを後続に託した。後を受けた嘉弥真新也投手は、なおも続くピンチを無失点に切り抜ける。8回表はモイネロ投手が無失点でつなぎ、9回表を森唯斗投手が締め試合終了。

 福岡ソフトバンクと埼玉西武の第8回戦は、4対2で福岡ソフトバンクが勝利した。先発・和田投手が7回途中6安打2失点の好投。9奪三振と埼玉西武打線を寄せ付けなかった。打線では栗原選手が2安打をマーク、柳田選手はパ・リーグ2位タイとなる月間31得点を記録した。一方の埼玉西武は、先発・松本投手が課題の立ち上がりで3失点するなど5回4失点。リリーフは無失点でつなぎ、打線は木村選手の本塁打などで反撃も、チームで14三振と奮わず。チャンスを生かせなかった。

  123456789 計
西 000010100 2
ソ 21001000X 4

西 ●松本航-伊藤翔-小川龍也-宮川哲
ソ ○和田毅-嘉弥真新也-モイネロ-S森唯斗

文・丹羽海凪

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