茂木栄五郎が決勝打。リリーフ陣が好投でつないだ楽天が連敗を「4」で止める

パ・リーグ インサイト

2020.7.26(日) 21:04

東北楽天ゴールデンイーグルス・茂木栄五郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・茂木栄五郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月26日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天イーグルスとオリックスの第9回戦は、5対4で楽天イーグルスが勝利。同点で迎えた8回裏に茂木栄五郎選手が勝ち越し打を放ち、連敗を「4」で止めた。

 今季初先発のマウンドに上がった楽天・藤平尚真投手は初回、先頭に二塁打を許すと、続く大城滉二選手への初球が頭部に直撃。わずか7球で危険球で退場すると、緊急登板した安樂智大投手も制球が定まらず、2者連続四球で1失点。なおも1死満塁の場面で宗佑磨選手に2点適時打を浴び、初回から3点を追う展開に。

 一方の打線は4回裏、浅村栄斗選手、内田靖人選手の適時打で1点差に詰め寄る。5回表に宋家豪投手が吉田正尚選手に7号ソロを浴びたが、5回裏に島内宏明選手の適時打などで2点を挙げ、4対4の同点で試合は後半へ。

 楽天は6回から、J.T.シャギワ投手、酒居知史投手、牧田和久投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、打線は8回裏に茂木栄五郎選手の適時三塁打で勝ち越しに成功。1点リードの9回表はブセニッツ投手がピンチを背負いながらも無失点で締め、5対4で試合終了。

 勝利した楽天は、先発の藤平投手が1死も取れずに降板したが、後を託されたリリーフ陣が試合を作る投球を披露。打線では、島内選手が3安打、茂木選手、小深田大翔選手が2安打をマークするなど10安打で5得点を挙げ、連敗を「4」で止めた。

 一方敗れたオリックスは、先発の山本投手が6回9安打3四死球と苦しみながらも、4失点にまとめる粘りの投球。打線は5回までに4得点を挙げたが、6回以降は好機で得点を挙げられず、連勝は「4」で止まった。

  123456789 計
オ 300010000 4
楽 00022001X 5

オ 山本由伸-増井浩俊-荒西祐大-●ヒギンス
楽 藤平尚真-安樂智大-宋家豪-J.T.シャギワ-酒居知史-○牧田和久-Sブセニッツ

文・東海林諒平

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