7月24日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第10回戦は、4対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンク先発の東浜巨投手は初回、北海道日本ハムの1番・西川遥輝選手からの3連打で1点を先制されるも、以降はランナーを出しながら要所を締める投球で得点を許さない。

　すると3回裏、打線が北海道日本ハムの先発・有原航平投手をとらえる。周東佑京選手の安打、今季初盗塁などでチャンスを作ると、柳田悠岐選手の適時打で同点。さらに中村晃選手が左中間に2点適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。3対1と2点リードで前半戦を折り返した。

　6回裏には、5番・栗原陵矢選手が6試合ぶりの安打となる5号ソロを放ち、追加点を挙げた福岡ソフトバンク。東浜投手は、5回から3イニング連続で3者凡退に切って取るなど、尻上がりの投球で7回1失点の好投を見せた。8回表はモイネロ投手、9回表は森唯斗投手が0で抑え、4対1で試合終了。
　
　勝利した福岡ソフトバンクは、先発の東浜投手が7回4安打8奪三振、2回以降は被安打1に抑え込んだ。打っては今宮健太選手が猛打賞をマーク。栗原選手も5号ソロと当たりが戻ってきた。一方敗れた北海道日本ハムは、先発の有原投手が8回132球4失点（自責点3）の熱投を見せるも、4回以降はノーヒットと打線が援護できなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 １００００００００ １
ソ ００３００１００Ｘ ４

日 ●有原航平
ソ ○東浜巨-モイネロ-S森唯斗

文・岩井惇

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