井上晴哉の本塁打&鳥谷敬の初安打が飛び出すも、竜打線に打ち込まれ千葉ロッテが大敗

パ・リーグ インサイト

2020.6.9(火) 16:33

千葉ロッテマリーンズ・鳥谷敬選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・鳥谷敬選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月9日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテ対中日の練習試合は、11対5で中日が勝利した。打線が11安打5得点と援護するも、投手陣が試合を作れなかった。

 千葉ロッテは2回表、2死1塁から先発・二木康太投手が京田陽太選手に先制2ランを被弾したが、打線がすぐさま反撃。3回裏、中日先発・柳裕也投手から3連打で無死満塁のチャンスを築くと、3番・福田秀平選手の内野ゴロの間に1点を返し、続くレアード選手のタイムリーで同点。なおも1死1,3塁からダブルスチールを敢行し、一塁走者が挟まれている間に三走・角中勝也選手が勝ち越しのホームを踏んだ。

 直後の4回表、中日の4番・ビシエド選手の一発で追いつかれるが、 その裏に井上晴哉選手が左中間へソロ本塁打を打ち上げ、4対3と再び千葉ロッテが勝ち越しに成功する。

 ところが試合後半は千葉ロッテのリリーフが中日打線につかまった。6回表に中村稔弥投手が福田永将選手に同点の適時二塁打、7回表に平田良介選手に犠飛を打たれ、中日にリードを奪われる。さらに8回表は田中靖洋投手が適時打3本で4失点、9回表は東妻勇輔投手が高松渡選手にランニングホームランを許した。

 意地を見せたい千葉ロッテは9回裏、満塁の場面で福田選手の内野ゴロの間に1点を返したが、反撃はそこまで。結局、中日の猛攻を止められず14安打11失点で大敗をした。先発・二木投手は4回2安打8奪三振3失点ながらも、許した2安打がいずれも本塁打だった。2番手・小野郁投手は1回を3者凡退と好投。打線では途中出場の鳥谷敬選手に練習試合初安打が生まれた。

  123456789 計
中 020101142 11
ロ 003100001 5

ロ 二木康太-小野郁-中村稔弥-田中靖洋-東妻勇輔
中 柳裕也-橋本侑樹-福敬登-藤嶋健人-祖父江大輔

文・菊地綾子

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