上林誠知が先制&勝ち越しタイムリー! 松本裕樹は好リリーフでアピール成功

パ・リーグ インサイト

2020.6.5(金) 21:28

福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月5日、甲子園球場で行われた阪神対福岡ソフトバンクの練習試合は、7対4で福岡ソフトバンクが勝利。引き分けを挟んで3連勝を飾った。

 福岡ソフトバンクは3回表、先頭・栗原陵矢選手の安打などで2死2塁から上林誠知選手の適時打で先制。その裏、福岡ソフトバンク先発・ムーア投手が、糸井嘉男選手にレフトポール直撃の逆転2ランを浴びたが、4回表に柳田悠岐選手が「打った瞬間入ると思いましたし、芯で捉えられたんで良かったです」と右中間へソロアーチを架け、すぐさま同点に追いついた。

 2対2のまま迎えた7回表、三森大貴選手が右中間へ三塁打を放つと、続く上林選手が勝ち越しのタイムリー。続く8回表には栗原選手が適時二塁打を放って2点差とする。さらに9回表は2死1,2塁から途中出場のルーキー・柳町達選手がセンターへあわや本塁打かという当たりの2点適時三塁打を放ち、続く栗原選手は適時二塁打で2打席連続の打点。若鷹がたたみかけ、7対2と阪神を突き放す。

 9回裏は守護神・森唯斗投手が2点を失ったが、最後は糸原健斗選手から見逃し三振を奪いゲームセット。7対4で福岡ソフトバンクが逃げ切った。

 福岡ソフトバンクは先発のムーア投手が4回途中2失点。ロングリリーフとなった2番手の松本裕樹投手は、4.1回を投げて1安打無失点と好投。「前回の紅白戦よりも、いい投球ができたと思います。少し高めに抜けるボールが多かったのを、修正することが出来ました。このまましっかりとアピールをしたい。次回の登板でも自分の投球ができるように調整していきたいです」と話した。打っては上林選手が2安打2打点、栗原選手が3安打2打点と連日の猛アピールで開幕スタメンへ前進か。

  123456789 計
ソ 001100113 7
神 002000002 4

神 西勇輝-高野圭佑-谷川昌希-守屋功輝-小川一平
ソ ムーア-松本裕樹-森唯斗

文・菊地綾子

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