【ファーム】荻野貴司が2打席連続適時打。先発・山本大貴も5回途中1失点と力投した千葉ロッテが楽天に勝利

パ・リーグ インサイト

2020.3.21(土) 16:58

千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月21日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと楽天の練習試合は、3対1で千葉ロッテが勝利。投手戦を制し、楽天に連勝を飾った。

 千葉ロッテ先発の山本大貴投手は初回、1死から2番・村林一輝選手に四球を与えると、続くフェルナンド選手に適時三塁打を浴び、先制点を献上。2回以降は立ち直り、3回まで追加点を与えない投球を見せると、3回裏に荻野貴司選手の適時打で同点に追い付いた。

 先発の山本大貴投手は5回1死1塁の場面で降板。後を受けたサントス投手は安打を浴びながらも無失点でつなぐと、5回裏に打線がつながった。5番・安田尚憲選手の二塁打から好機を作ると、7番・山口航輝選手の適時二塁打で勝ち越し。続く平沢大河選手も安打でつなぐと、1番・荻野貴選手が2打席連続となる適時打を放ち、3対1と勝ち越しに成功した。

 2点リードの千葉ロッテは、6回表から登板した育成・森遼大朗投手が2イニング連続で3者凡退に抑えると、8回表を永野将司投手、9回表を南昌輝投手の継投でつなぎ、そのまま試合終了。

 先発した山本投手は4.1回3安打2四球1失点の力投を披露。打線では荻野貴選手が2打席連続適時打を放つ活躍を見せた。敗れた楽天は、先発の藤平尚真投手が5回5安打1四球3失点と粘り切れず。後を託されたリリーフ陣は無失点でつないだが、打線が再三の好機を生かせなかった。

  123456789 計
楽 100000000 0
ロ 00102000X 3

楽 藤平尚真-清宮虎多朗-王彦程
ロ 山本大貴-サントス-森遼大朗-永野将司-南昌輝

文・東海林諒平

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