3月17日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと巨人の練習試合は、中盤で握られた主導権を奪い返せず3対11で千葉ロッテが大敗。先発の石川歩投手は6回6失点と試合を作れなかった。
千葉ロッテの先発は石川歩投手。オープン戦で防御率7.71で終わっただけに、開幕にむけ調子を上げたいところだったが、初回2死から3番4番に連打を浴びいきなり先制を許す。
反撃は3回裏。ここまでノーヒットだった千葉ロッテ打線は 、先頭の荻野貴司選手が四球で出塁すると、続く和田康士朗選手が右中間へ豪快な本塁打を放ち2対1と逆転に成功する。さらに、移籍後初のスタメンの3番・鳥谷敬選手が初安打を記録した。
援護を受けた石川投手だったが、4回表には巨人のウレーニャ選手に3ラン、5回にも連打からタイムリーを浴びるなど計5失点。6回までに6点を失った。
終盤の攻防で盛り返したい千葉ロッテだったが、7回表に森遼大朗投手が2失点、9回表にも土居豪人投手が3ランを浴びるなど、終わってみれば11失点と投手陣が炎上。打線は8回裏に、西巻賢二選手にタイムリーが生まれたが、9回裏の1死満塁の好機を生かせず3対11で試合終了。
123456789 計
巨 100410203 11
ロ 002000010 3
巨 ○戸郷翔征-巽大介-ラモス-大江竜聖-堀岡隼人
ロ ●石川歩-森遼大朗-原嵩-土居豪人
文・小川和弥
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