2月15日、楽天対東京ヤクルトの練習試合が金武町ベースボールスタジアムで行われ、試合前には両軍の監督を務めた故・野村克也さんの訃報を受け、黙とうが捧げられた。試合は投打がかみ合った楽天が3対1で勝利を収めた。
先発を務めた松井裕樹投手は、先発再転向後初の実戦登板となったが、2イニングを投げて無安打無失点の完璧な投球を見せる。そして3回裏、1死から1番・辰己涼介選手が二塁打で出塁すると、続く2番・藤田一也選手のタイムリーで1点を先制。
5回表、併殺打の間に同点に追いつかれるも、直後の5回裏、先頭の小深田大翔選手が二塁打で出塁。続く1番・辰己涼介選手のタイムリーで勝ち越しに成功する。なおもチャンスで、3番・黒川史陽選手の犠飛で1点を追加。スコアを3対1とする。
その後は両チームともに、ランナーを出しながらもあと一本が出ず、試合終了。勝利した楽天は、1番・センターの辰己涼介選手が攻守において大活躍を見せた。また、ルーキーの小深田大翔選手が2試合連続のヒットを放つなど、野手のレギュラー争いはますます激化することが予想できると言えよう。投手陣は、併殺打の間に1点を失うも、全体的に安定した投球を見せた。
123456789 計
ヤ 000010000 1
楽 00102000X 3
ヤ ●高梨裕稔-寺島成輝-市川悠太-中尾輝-今野龍太
楽 ○松井裕樹-弓削隼人-酒居知史-近藤弘樹-S西口直人
文・後藤万結子
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