2月8日、「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2020in石垣島」として千葉ロッテマリーンズ対楽天モンキーズの国際交流試合が開催された。2日にわたり行われるこのシリーズの第1戦目は、20対4で千葉ロッテが勝利を飾った。
1回裏、「2番・右翼」でスタメン出場のルーキー・高部瑛斗選手がレフト前ヒットで出塁し、初球からすかさず盗塁を決め1死2塁とする。この好機に3番・香月一也選手が一二塁間を破る当たりを放ち、高部選手が一気に生還。千葉ロッテが1点の先制に成功した。
直後に1点を返されるも、2回裏に千葉ロッテは2死から8番のルーキー・福田光輝選手が右中間フェンスに直撃する三塁打を放つ。四球が続き、なおも2死満塁の場面で安打を放っている高部選手が打席に。初球を振りぬくと、これが左中間を破る走者一掃の適時三塁打となり、3点を奪った。
さらに4回裏、四球と内野安打で無死1,2塁とすると、代打・柿沼友哉選手の適時打で1点を追加。その後香月選手、菅野剛士選手にも適時打が飛び出すなど打者一巡で4得点を挙げる。5回裏にも茶谷健太選手、藤原選手の適時打で2点をし、スコアは10対1となる。
千葉ロッテは攻撃の手を緩めない。6回裏、無死2塁から福田光輝選手が2ランを放ち2点を加えると、8回裏にも三家和真選手と西巻賢二選手に適時打、香月選手に2ランが生まれ4点を挙げる。8回終了時点で21安打16得点と、打線爆発となった。
両チームの取り決めにより行われた9回裏には和田康士朗選手にソロ、藤原選手に3ランが生まれ、最終的に千葉ロッテ対楽天モンキーズの交流戦は20対4で千葉ロッテが勝利。打っては香月一也選手が4安打4打点、藤原恭大選手も4安打3打点と躍動。高部瑛斗選手、福田光輝選手ら新入団選手も初実践から存在感を見せた。投げては2番手・中村稔弥投手が2イニングを1本の内野安打に抑え3奪三振とアピールした。
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