毛利海大は球団76年ぶり新人開幕投手でプロ初勝利【2026ルーキーの活躍・千葉ロッテ】

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千葉ロッテマリーンズ・毛利海大投手【写真:球団提供】
千葉ロッテマリーンズ・毛利海大投手【写真:球団提供】

 昨季より順位を1つ上げ、リーグ5位で終わった千葉ロッテ。来季は3年ぶりのAクラス入りを目指すなか、新戦力を迎えるドラフト会議が迫ってきた。

 1年前の秋に指名された選手たちは、どのような2026年シーズンを送ったのか。今回は千葉ロッテのルーキーから、一軍デビューを果たした7選手の今季を振り返る。

高卒ドラ1・石垣元気が9月に中継ぎデビュー 新人開幕投手を担った毛利海大は17先発

 オリックスとの競合の末、ドラフト1位で千葉ロッテに入団した石垣元気投手。ファームで主に中継ぎとして18試合に登板し、9月17日・東北楽天戦でプロ初登板・初先発のマウンドに上がった。

 初回、先頭の中島大輔選手を外角の直球で左飛に打ち取ったが、続く宗山塁選手には四球を与える。しかし、マッカスカー選手からプロ初三振を奪い、1塁走者・宗山選手の盗塁を捕手・佐藤都志也選手が阻止してダブルプレー。結果的に3人で抑え、プロ初のマウンドを笑顔で降りた。

 2度目の登板は9月23日・オリックス戦。1点ビハインドの9回表に3番手として登板し、先頭・来田涼斗選手に四球を許すも、太田椋選手を右飛、杉本裕太郎選手と宗佑磨宗選手を2者連続空振り三振に打ち取った。高卒1年目から一軍デビューを果たした19歳右腕のさらなる飛躍に期待だ。

 明治大学からドラフト2位で入団した毛利海大投手は、球団史上76年ぶりとなる新人開幕投手の大役を担った。初回は1死から安打を浴びながらも無失点に抑えると、2回表は3者凡退に。3回、4回は続けて得点圏に走者を背負うも要所を締め、続く5回表は10球で3者凡退に打ち取った。5回70球4安打1四球無失点と試合をつくり、見事プロ初勝利を飾った。

 5度目の先発登板となった5月3日・埼玉西武戦では自己最多の103球を投げ、7回6安打1四球無失点と粘投。味方の大量援護(12安打10得点)もあり、2勝目を挙げた。

 8月以降は立ち上がりの失点が目立ち、シーズン3勝6敗、防御率5.27の成績に終わったものの、チーム3位タイの17先発とルーキーイヤーから着実に経験を積んだ。

 高卒ドラ4ルーキー・櫻井ユウヤ選手は開幕からファームで頭角を現した。5月は19試合で打率.316、13打点をマークし「SMBC信託銀行ファーム月間MVP賞」を受賞。5月31日にプロ初昇格を果たすも、代打で迎えたプロ初打席は空振り三振に終わった。その後は再びファームで出場を続け、102試合で打率.245、6本塁打、43打点の成績を収めた。

 そして10月2日、「8番・三塁手」でプロ初スタメン出場し、7回裏に福岡ソフトバンクの先発・前田悠伍投手からうれしいプロ初安打を放った。将来の主軸候補である若手スラッガーの来季にも注目だ。

 シーズン終盤にプロ初登板を果たしたのが、ドラフト5位・冨士隼斗投手だ。10月3日・福岡ソフトバンク戦、1点ビハインドの6回表に5番手として登板した冨士投手は、近藤健介選手、栗原陵矢選手、柳田悠岐選手といった強力なクリーンナップと相対して3者凡退に。柳田選手からはプロ初奪三振をマークした。また、埼玉西武に所属している弟・冨士大和投手も今季一軍デビュー。“冨士兄弟”による投げ合いも楽しみにしたい。

 ドラフト6位で入団した岡村了樹選手は、10月4日に一軍昇格を果たすと、5日の埼玉西武戦で「8番・捕手」としてプロ初スタメン出場。その初打席で相手先発・高橋光成投手の初球をフルスイングし、初安打を放った。

 ドラフト7位・大聖投手は今季中継ぎとして2度登板した。プロ初登板となったのは7月11日・オリックス戦。4点ビハインドで迎えた9回表、先頭・来田涼斗選手に二塁打を浴び、2死3塁から2者連続適時打とほろ苦いデビューに。しかし、レギュラーシーズン最終戦の10月6日・埼玉西武戦では1イニングを3者凡退と、上々の投球を披露した。

 最後は、育成ドラフト2位で入団した高橋快秀投手だ。ファームでは17試合で20イニングを投げ自責点0という好成績を残し、期限前日に支配下登録を勝ち取ると、8月7日・オリックス戦でプロ初登板を果たした。先頭に四球を与えるも、後続を併殺打と空振り三振に仕留め、堂々の無失点デビュー。さらに9月27日・北海道日本ハム戦では、3点リードの7回表を3者凡退に抑え、初ホールドを記録した。

記事提供:パ・リーグ インサイト

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