8月3日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第17回戦は、8対1で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク打線は初回、柳町達選手の4号ソロで先制に成功。2回裏には、野村勇選手、井上朋也選手の連打で2死1、2塁とし、周東佑京選手の適時打で1点を追加する。さらに5回裏には、柳町選手が安打で出塁し1死1塁から、近藤健介選手の5号2ランで4点目を挙げた。
先発の大関友久投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。3回表、先頭に四球を与え、1死3塁から内野ゴロの間に1点を返されたものの、4回以降は落ち着いた投球を見せる。被安打わずか「1」の好投を披露し、7回103球1安打3四球2奪三振1失点でマウンドを降りた。
7回裏には牧原大成選手の三塁打で1死3塁の好機をつくり、柳町選手の適時打で5対1と点差を拡大。さらに8回裏、牧原大選手の2点適時三塁打、柳町選手の適時内野安打で8対1と突き放した。救援陣は、8回表を藤井皓哉投手が無失点。9回表をプロ初登板の宮崎颯投手が無失点に抑え、試合終了。
福岡ソフトバンクは4連勝。「鷹祭 SUMMER BOOST」5戦を全勝とした。先発の大関投手は自己最多の9勝目をマーク。15安打8得点とつながった打線では、柳町選手が4安打1本塁打3打点、近藤選手も3安打1本塁打2打点の活躍を見せている。
一方の敗れた東北楽天は、先発の藤井聖投手が5回82球8安打無四死球1奪三振4失点で5敗目。打線も相手投手陣を攻略できず、散発3安打1得点に終わった。なお、2番手で登板した西垣雅矢投手は、1イニングを2奪三振、無安打無失点に抑える好リリーフを見せている。
123456789 計
楽 001000000 1
ソ 12002013X 8
楽 ●藤井聖-西垣雅矢-鈴木翔天-加治屋蓮-今野龍太
ソ ○大関友久-藤井皓哉-宮崎颯
文・谷島弘紀
大関友久が自己最多の9勝目! 「鷹祭 SUMMER BOOST」5戦全勝
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2025.8.3(日) 16:19
