7月13日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムとオリックスの第15回戦は、4対0で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムの先発・福島蓮投手は2回表、2本の安打とエラーで無死満塁のピンチを招くも、後続を断ち無失点に抑える。打線はその裏、1死から水谷瞬選手、石井一成選手の連打で1死1、2塁の好機を演出すると、田宮裕涼選手の適時打で先制に成功する。
福島投手はその後も毎回走者を出すも、本塁は踏ませず。5回90球4安打3四球2奪三振無失点の好投で今季初勝利の権利を持ち、マウンドを降りた。
5回裏、五十幡亮汰選手が安打で出塁。矢澤宏太選手の投ゴロの間に2塁に進み、1死2塁のチャンスをつくると、清宮幸太郎選手の7号2ランが飛び出す。続くレイエス選手も18号ソロを放ち、この回2本塁打で3点を加え福島投手に大きな援護点となった。
6回からは救援陣が無失点でつなぐと、9回表は山本拓実投手が3人で締め4対0で試合終了。首位攻防戦を2勝1敗で勝ち越した。先発・福島投手は5回無失点の好投で今季初登板初先発を勝利で飾った。打線は石井選手が3安打をマーク。清宮選手の7号2ラン、レイエス選手の18号ソロの2者連続本塁打が生まれた。
敗れたオリックスは、今季3度目の先発登板の寺西選手が4.2回93球9安打2四球3奪三振4失点の投球。太田椋選手が2安打を放つも、相手投手陣の前に得点を挙げることはできなかった。
123456789 計
オ 000000000 0
日 01003000X 4
オ ●寺西成騎-高島泰都
日 ○福島蓮-上原健太-玉井大翔-田中正義-山本拓実
文・香山唯
福島蓮が5回0封で今季初登板初勝利 田宮裕涼は先制打でカード勝ち越し
パ・リーグ インサイト
2025.7.13(日) 16:22
