◇阪神対千葉ロッテ「日本生命セ・パ交流戦 2025」第1回戦（17日・甲子園）

　千葉ロッテの角中勝也選手がNPB史上212人目の通算1500試合出場を達成した。

　1点ビハインドの7回表、2死2、3塁から代打で出場。粘って8球目、ピッチャー強襲の内野安打で同点に追い付いた。チームはその後、藤原恭大選手の適時打で2点を勝ち越し。逆転劇につながる一打となった。15日の試合ではサヨナラの犠飛も放った角中選手。2試合連続で代打起用に応えた。

　角中選手は四国アイランドリーグ・高知ファイティングドッグスから、2006年大学生・社会人ドラフトで7巡目指名を受け入団。2010年までの4年間では計42試合の出場にとどまっていたが、2011年に51試合で打率.266と頭角を表す。翌2012年には自身初の規定打席に到達し、打率.312で首位打者を獲得。2016年は全試合出場を果たすとともに、2度目の首位打者と最多安打のタイトルに輝いた。近年は代打の機会も増えたが、ここぞの一打も光っている。

◇角中選手 出場の記録
初出場　2007年7月24日 福岡ソフトバンク戦
1000試合出場　2019年5月25日 福岡ソフトバンク戦

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