福岡ソフトバンクが横浜DeNAに3連勝 昨季日本シリーズのリベンジ果たす

パ・リーグ インサイト

2025.6.15(日) 17:20

福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手 ©パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手 ©パーソル パ・リーグTV

 6月15日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦は、4対3で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンク先発の松本晴投手は初回、3者凡退の立ち上がり。2回表、3回表はそれぞれ安打を浴びながらも、要所で三振を奪い無失点で切り抜ける。4回表は、2者連続三振含む3者凡退と安定感を発揮すると、5回表は味方の失策にも動じずスコアボードに「0」を並べた。

 援護したい打線は3回まで無安打と、序盤は相手先発・石田裕太郎投手の前に苦しむ。それでも4回裏、1死から柳町達選手が安打を放つと、続く近藤健介選手の1号2ランで先制に成功。5回裏には、先頭の栗原陵矢選手が二塁打を放つも、この好機は生かせず、スコア2-0で試合は後半戦へ。

 松本投手は6回表、3連打で無死満塁のピンチを招くと、1死から牧秀悟選手の2点適時打で同点とされ、ここで降板。しかし1死1、2塁で後を受けた尾形崇斗投手が、このピンチを無失点で凌いでいる。

 継投に入った福岡ソフトバンクは、7回表をオスナ投手が無失点に締めると、8回表は松本裕樹投手がマウンドへ。桑原将志選手の安打と犠打などで2死1、3塁から、松尾汐恩選手の適時打で勝ち越しを許す。

 それでも8回裏、近藤選手と中村晃選手の連続長短打などで無死2、3塁から、秋広優人選手の適時打で同点に。なおも無死1、3塁の好機で、栗原選手が犠飛を放ち、勝ち越しに成功した。1点リードの最終9回表は、藤井皓哉投手が3者凡退で締め、試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、先発・松本晴投手が5.1回75球7安打無四死球6奪三振2失点の内容。5番手・藤井皓哉投手に今季初セーブが記録されている。打線は、近藤選手が今季初本塁打を含む2安打2打点、秋広選手が3試合連続打点を挙げた。

  123456789 計
デ 000002010 3
ソ 00020002X 4

デ 石田裕太郎-宮城滝太-伊勢大夢-●ウィック
ソ 松本晴-尾形崇斗-オスナ-○松本裕樹-S藤井皓哉

文・横山蒼

試合詳細/動画

関連LIVE配信

パ・リーグ.com ニュース

福岡ソフトバンクが横浜DeNAに3連勝 昨季日本シリーズのリベンジ果たす