6月10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと広島の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第1回戦は、6対1で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテの先発・サモンズ投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。2回、3回と四死球で走者を許すも、後続を断ち無失点。4回以降も危なげないピッチングで広島打線を打ち取り、7回までノーヒットピッチングを見せる。

　一方の打線は2回裏、山本大斗選手、安田尚憲選手の安打で1死1、3塁とし、佐藤都志也選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還。1点を先制する。5回裏には、佐藤選手、友杉篤輝選手の連続安打で1死2、3塁の好機を演出、高部瑛斗選手の犠飛で2対0とした。

　さらに6回裏、安田尚憲選手、佐藤都志也選手、友杉篤輝選手の3者連続適時打で4点を追加。サモンズ投手は8回表もマウンドに上がったものの、今試合初安打を浴びると、無死1、2塁として降板。このピンチは小野郁選手が最少失点で切り抜ける。9回表は八木彬投手が3者凡退に抑え、試合終了。

　勝利した千葉ロッテは、連敗を「3」で止めた。安田選手が3安打1打点、佐藤選手と友杉選手が2安打2打点と打線をけん引。先発のサモンズ投手は7回までノーヒットピッチング。7.0回112球1安打3四死球4奪三振1失点の好投で2勝目を挙げた。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ０００００００１０ １
ロ ０１００１４００Ｘ ６

広 ●玉村昇悟-塹江敦哉-岡本駿-長谷部銀次
ロ ○サモンズ-小野郁-八木彬

文・谷島弘紀

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